中岡俊明
ISBN: 9784434339066 / 2024年4月発売 / 1,320 円(税込)
重ねられてきた人生経験と持って生まれた高い知性、ゆたかな好奇心、そこからうまれる言語感覚と心象風景はあらゆる束縛から解放された自由闊達な言葉や表現を生み出してゆく。
「ヴィスコンティへのオマージュ」「シンギュラリティ」「チョウバエの冒険」「愛撫」「高野の奇跡」「浮老浮死/ふ老ふ死/ふろうふし」--あふれる叙情性、率直な性愛表現、鋭い政策批判、さらに宗教的人生観やアフォリズム……個性的な機知に富んだ言葉の数々が多面的な味わいの作品世界を描き出す。
今西 薫
ISBN: 9784434338670 / 2024年4月発売 / 440 円(税込)
『桜の園』は「チェーホフ四大劇」の一つである。44歳という若さで、結核で没したチェーホフの最後の作品である。この作品は特に何かが起こるという訳でもなく話が展開する。
『(真)夏の夜の夢』 七五調訳シェイクスピアシリーズ〈10〉
今西 薫
ISBN: 9784434332098 / 2024年4月発売 / 495 円(税込)
私の作品は折衷案として『(真)』夏の夜の夢』としてある。この作品に登場するのは善良な妖精の王と女王であり、悪戯好きの妖精である。筋立ての中心になるのは、妖精の悪戯による2カップルの青年貴族の恋愛沙汰と、職人たちの劇中劇とそのリハーサル中の喜劇的な人物のロバへの変身である。場面の多くは、「魔法の森」で繰り広げられ、とても面白く作劇されていて楽しめる作品である。
里見吉祥
ISBN: 9784434336652 / 2024年4月発売 / 2,200 円(税込)
未来へ繋ぐ希望という名の“絆”。“愛と憎しみ”“友情と恋”“正義と悪”…。時代の激しいうねりに翻弄される人々の運命を描いた歴史ロマン超大作!
押木文孝
ISBN: 9784434333897 / 2024年3月発売 / 3,300 円(税込)
文芸の一ジャンルとして俳諧の連歌が成立したのは寛永期(一六二四~一六四四)の初めとされる。そのころから俳諧文芸の頂点と目される「奥の細道」成立の元禄二年まで約六十年。言葉遊びやだじゃれのおもしろさを求め、また機知に富んだ表現を追求したりして俳諧人口も徐々に増えて行き、貞門、談林、蕉風と展開していった。その間に数多くの俳諧書が刊行され、文芸として定着、発展していったが、その時期の俳諧書を年表仕立てにまとめた。
関口 彰
ISBN: 9784434337888 / 2024年3月発売 / 1,870 円(税込)
二十一世紀の今日、こんな馬鹿げ過ぎた大事件を黙視したまま歴史は前に進めるだろうか。ヒットラー以上の残虐な人生を秘め、戦争犯罪人として、後世の歴史で裁かれるであろうプーチン。ウクライナへの鎮魂に掌を合わせての、これは歴史的証人となる献書である。
わたなべこうじ
ISBN: 9784434334009 / 2024年3月発売 / 1,430 円(税込)
随想と小説、事実と虚構、自然と不自然、などのションバタ(境目)に惹かれ続けている英文学老学徒の過去返り。そこで展開されているのは大阪の異母姉妹のことだけではない。
沈立君
ISBN: 9784434335563 / 2024年3月発売 / 1,738 円(税込)
気功の達人・沈立君がその理論と実践を明かす!さらに世界医学気功学会優秀賞を受賞したオリジナル気功「気流気功」を徹底解説!!これから気功を始める人もより深く気功をきわめていく人も必読の一冊!四季養生訓。
赤塚一誠
ISBN: 9784434335556 / 2024年3月発売 / 1,100 円(税込)
私は三人の親に捨てられた。過酷な人生を、血を吐くような思いで綴った自伝的短編小説集